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捻挫した場所 頚椎捻挫

頚椎捻挫は、別名『むち打ち』とも呼ばれています。不意の事故で起こる場合が多い捻挫です。頚椎は、7個の椎骨から成り立っており、前方部分と後方部分で構成されています。頚椎の靱帯は、前縦靱帯、後縦靱帯、黄色靱帯、棘上靱帯、棘間靱帯があります。頚椎周囲の筋肉と協調し、頸部の安定性と保護の役目を担っています。頚椎の捻挫は、一瞬の衝撃で、完治するかどうかが決まってしまいます。それは、衝撃により、頚椎の構成体が、どの程度の損傷を受けたかにより、完治する捻挫か否かが決まってしまうからです。

頚椎捻挫の症状は、首の痛み、首の運動制限、頭痛、肩こり、吐き気、めまい、耳鳴り、冷や汗、筋力の低下などが挙げられますが、他に頚椎捻挫では、自律神経失調症のような症状が出てくるときもあります。頚部には、交感神経や、椎骨動脈があり、これらが極度の緊張状態に陥ることによって、自律神経失調症のような症状が出ると考えられています。

頚椎捻挫は、大きく4つに分けることができます。

●頚椎捻挫型:頚椎捻挫で最も多い型で、頚の周りの筋肉や靱帯、頚の骨の関節が捻挫を起こしている症状。炎症を起こしていて、神経網を刺激されることで痛みが伴います。
●神経根症状型:頚の神経が圧迫される、刺激されることにより、頚椎動作時に上肢に痺れや痛みを強く感じる。場合によっては、握力も低下します。
●自律神経症状型:頚椎捻挫の症状の他に、疲労感や仰うつ症状などの自律神経失調症の症状があらわれる。
●脊髄症状型:脊髄にまで損傷し、両手の痺れ、筋力低下があらわれる。重度の場合は、両下肢の麻痺も症状としてあらわれることもある。

頚椎捻挫の治療は、急性期は、頚部を安静に保ち、保護するために、頚椎カラー固定を装着します。筋弛緩剤、抗炎症剤、抗不安剤の投与も行います。リハビリには、頚のストレッチや牽引、温熱療法、電気療法、筋力強化などを、症状にあわせて行います。強い痛みがある場合は、神経ブロック療法も行うときがあります。頚椎捻挫は、完治しないイメージを強く持っている人もいますが、約8割が頚椎捻挫型で、捻挫をしてから、およそ3ヶ月で完治することが多いです。


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