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注意点 TFCC損傷

TFCC損傷のことを、三角線維軟骨複合体損傷とも言います。手首を捻る、手首を小指側に曲げると痛みが走るなどの症状があります。手首を捻挫した時と、非常に似通った症状であるため、捻挫だと思ってしまう人も多いのが現状です。TFCC損傷という言葉も、馴染みがないため、捻挫と勘違いしてしまう人が多いのも現状です。しかし、TFCC損傷は、捻挫とは違います。

手首の小指の下の方に、三角骨、月状骨、尺骨という軟骨があり、その間をTFCCと呼びます。これらは、関節円板と靱帯、腱鞘で形成されています。TFCCは、膝の半月板のように、手首への衝撃を和らげるクッションのような役割をしています。これらの軟部組織を損傷している状態が、TFCC損傷です。捻挫と同じく、転んだ、スポーツで痛めたという、手首に無理な負担がかかったときに起こる損傷です。その他に、加齢によって生じる場合もあります。

小指側に痛みを感じ、手を上側に捻る、手を下側に捻るときに痛みを感じると、TFCC損傷の可能性があります。レントゲンでは、詳しいことが分からない場合が多く、整形外科の医師でも、捻挫と見分けがつかず、見落とされてしまう可能性もあります。MRI、関節造影、関節鏡の検査により、TFCC損傷と捻挫を見分けることが出来ます。

治療は、ギブスなどで固定し、安静にする方法が取られますが、長期に渡り、TFCC損傷が放置されていた場合は、手術を要する場合が多くなります。TFCC損傷は、早期発見、早期治療が鍵となります。捻挫だと思っていたが、痛みが引かない場合などは、TFCC損傷の可能性も考えられます。TFCC損傷と捻挫は、素人では判断がつかないため、手首を痛めた時、痛みを感じた時は、病院へ行く必要があります。


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